Lens/レンズについて

Camera,Lens

2010-07-13

Lens
8×10/240,300mm

高価なレンズは持ち合わせていません。
野外シートフィルム撮影の場合、荷物は少なく軽量にしたいものです。あれもこれもとレンズを増やすとたまらなく重量級装備になるもので、自分は2本までと決めています。



Symmar/240mm COMPURSymmar/240mm COMPUR
1つは標準レンズで必ずもっていきます。それと広角レンズ。大抵の場合このどちらかでイメージに落とし込みます。もちろん、レンズの持つ効果(空間圧縮やパース)も考慮しますがそれより、カメラのポジショニングやトリミングの方がより大切であって、同じ焦点距離を予備として2本だけ持っていくこともあります。

ジンマー240mm、このレンズは古いコートレンズですが強い光のフレアに気を付ければ良い階調を出してくれます。後継のジンマーSやアポタイプよりは光学的には劣りますがまだまだ使えます。




Nikkor-Q/300mm SEIKONikkor-Q/300mm SEIKO
このレンズも古いテッサータイプのレンズですが、非常にコンパクトで軽量に設計されています。
イメージサークルもそこそこあり小型万能レンズとしてバッグにいれます。
硬い調子とセイコー社シャッターの乾いた音が印象的です。Nikon W/300mmと合わせて持って行くこともあります。

Classical Lens
8-3/4inch

自分が写真をはじめる前から、30年ぐらいロッカーで静かに眠っていたレンズ。
"ウオーレンサック ベリート"
Wollensak Verito f4.0 8-3/4inchWollensak Verito f4.0 8-3/4inch
レンズに刻印されているように拡散焦点タイプで人物用に設計されています。開放f値からのピント合わせはきつく、1段絞り込んでからのフォーカシングになりまた、色収差はしっかり残されているのでモノクロームでこのレンズの味わいが表現されます。
兄弟レンズのVeritar(ベリター)もソフトフォーカスですが少し違い、開放f6.0から1/3ピッチ単位でソフト効果が劇的に変化しまた、+3、+4段でシャープネスがでてきます。
ベリートはそのままフレアーや収差をまといながら、、、。オープンで撮ってみたら、どんな風になるんだろうか?。20110730



Wollensak_Verito f16 kodak/EPNWollensak VERITARWollensak
Wollensak VERITO f16(左上) とWollensak VERITAR f6.3(右上)

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